スウェーデンにいても、英語がコミュニケーションツール

My Life with English

Eri E

夫も子供達も、英語で世界とつながっている。そして私は?

初めまして。現在、スウェーデンに住みながら吉祥寺にあるAtriumのプライベートオンラインレッスンを受講していますEriです。Atriumとの出会いは随分と遡る1993年、私が都内にある英語の専門学校へ通っている時代、学校帰りに毎週グループレッスンへと通っていました。その時は今以上に英語の脳が体の中に蓄積されていた気がします。住む国が変わったことで英語は日常の中で自然と耳に入ってきます。例えば、私以外の家族であるスウェーデン人の夫は終日仕事で英語を使い、15歳の息子そして14歳の娘はオンラインゲームで毎日他国(アメリカ、ドイツ、フランス、ノルウェー、フィンランド、挙げるとまだまだ続く)の友人達と英語でコミュニケーションを図り、チャットもしています。私は無意識のうちにこのスウェーデンで英語と共存していると勘違いしていました。けれど努力も何もせずして言語の習得は無理。ちなみに家庭で主に使われている言語は、hemspråk スウェーデン語。

自分の英語力が試されることとなったある日のこと。それはコロナ禍に入る前の2019年のことでした。市街に出て一人歩いていると英語で「今何時?」と人に尋ねられ私は悲しくも「9時」の英語が口から出ず、代わりにスウェーデン語で返答していました。更には自分がスウェーデン語で返答していたと言うことに気づかず、相手の方の身体言語が疑問そのものとなっていました。その時は簡単な数字も英語で答えられなくなっていたことにショックを受けたことは今でも強く心に残っています。

スウェーデンの仕事部屋

自宅の庭にあるこの小屋が夫と私の仕事部屋。英会話レッスンもここで受けている。

英会話って楽しかった~という記憶からの再スタート。

前置きは長くなりましたが、なぜ私が改めてAtriumでの受講を希望したか?それは、かつて「英会話って楽しかった」という記憶があったこと。英語で簡単な会話もできずに悲しんでいる場合ではなく、身につけられるならば再度勉強してみたいと夢が膨らみ今に至ります。2020年からオンラインで受講するレッスンは自分が快適に生活できるように勇気づけられる時間です。こんなことを言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、旬のヨーロッパ事情を踏まえた上での先生との質疑、応答は本当に英語脳だけではなく人として成長するべき時間となります。日本とヨーロッパの文化の比較、移民について、政治の在り方、さらにはバイキング時代に遡ると同時にイギリスの歴史について学ぶ時間にもなります。

eri's desk

オンライン体制は整っている私のデスク

毎回話したいこと、表現したいことが山ほどあるにも関わらず、口からうまく英語が出てこないという歯痒い思いもありますが、やはり英会話って楽しい!という気持ちが膨らみレッスンの恩恵をスウェーデンで受けています。スウェーデンへ来てから間違いだらけのことばかりの日常ですが、Atriumでの英会話交流は間違ったことを言っても恥ずかしいと不思議と感じません。恐らく先生達がイギリス人ということもあって個々を尊重するということが文化に根付いているのではと想定しています。こちらスウェーデンも同じように間違いが時にはその人の個性にもなってくれるということもしばしば。聞きたいことや話したいことは屈せずに身振り素振り、ありとあらゆる意志や感情表現の振る舞いをしつつ口から言葉を発したいと切望しています。あわよくばスウェーデン語を知らず知らずのうちに口から出さず英語のみで交流を図っていくことが私の未来像です。

スウェーデンの英語事情についても追記したいのですが、長文となりそうですので切りの良いところで終始点とさせて頂きます。
2022年秋 スウェーデンより

休日にはディスクゴルフを楽しむ。アメリカ発祥のスポーツで、フィンランド、スウェーデンで人気なのだとか。

PAGE TOP