イギリス英語で学ぶ吉祥寺の英会話スクール ブリティッシュ英会話エイトリアム(ニュース & コラム)

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2011年10月

TWO DECADES

エイトリアムと吉祥寺の20年

decade=10年 
エイトリアムは来年2012年に20周年を迎える。吉祥寺のサンロードにあるマンションの一室を借りて一歩を歩み出したその当時、現在のロフトのあるビルには西武スポーツ、ヨドバシカメラのビルには近鉄デパートが入っていた。吉祥寺はまだ今のようにおしゃれな店の多い街ではなかった。思えばたった20年前のことなのだが、遠い昔のことのような気がする。そう思えるほどこの街はめまぐるしい変化を繰り返しているのだ。

春秋には井の頭三角公園で生徒達と一緒にピクニックをするのが恒例のイベントだった。しかし、次第に春秋の安定した天候が期待できず、予定したピクニックの中止が度重なるようになっていったのと同時に週末の井の頭公園の混雑ぶりに自然と足が遠のくようになっていった。そしてある時、井の頭池を見て愕然とした。最初一羽だった巨大白鳥が、(先生の言葉を借りれば)mated=「番わせた」のだろう、何羽も浮かんでいるではないか。

エイトリアムスタッフが御輿かつぎに参加した中道通りの秋祭り。当時、商店街のおじさんたちが主体の中道通りの御輿かつぎは年齢層が高く、エイトリアムから参加したガイジンたちは頼りになるかつぎ手だった。翌週一週間は肩こりに悩まされたようだが楽しい思い出である。この通りで朝夕に挨拶を交わしたおじさんやおばさんたちはいつの間にか姿を消して店々は様変わりした。今の中道通りにはかつての面影はない。おじさんたちは元気だろうか?

新しい店ができる。かつてここには何があっただろうと、思い出そうとしてもなかなか思い出すことができない。そんなすさまじい変化を遂げる吉祥寺にあっていまだ生き残っていることをありがたく思う。エイトリアムを支えてくれた生徒達に心から感謝である。私たちの喜びは、こんな小さな教室を見つけて集まってくる素敵な生徒達との出会いである。

生徒達はいろんな事情を抱えている。「アフター5」(仕事を5時に終えて、さて、何をしよう)なんて言葉が流行った時代は遠い過去のことで、今は誰もが大変な時代なのだ。

「ミーティングが長引いて抜けられません。お休みします。」「明日から出張です。振替、後日相談させて下さい。」「遅刻しますが絶対行きます。」夕方はそんなメールのラッシュである。報告を義務づけているわけではないが、「○曜日は英会話の日」としっかり組み込まれているのだろう。土曜にウィークエンドのラフないでたちで来る生徒たちに較べ、オフィススタイルで来る夕方の生徒たちは疲れ気味だ。それでも英会話が良い気分転換になるのだという。帰り際、ビルのリフト(エレベーター)の中ににぎやかな笑い声が消えていく。時計は22時をまわろうとしている。

「英会話ができたらいいけれど、今差し迫って必要なわけでもないし、使う場所もないし・・・。」そんな時にこそ始める意味があると思う。始めることによって行動範囲が広がって英語環境ができる。必要とされた時にあわてて始めるのではなく、蓄えた力をいつでも引き出せるように準備しておくつもりで。「始めよう、どうしよう。」 3カ月迷っている間にも3カ月分の英会話力が身についているはずだから。

さて、今年も残すところあとわずかとなった。11月には恒例の「エイトリアム祭」で生徒達と共にこの一年をねぎらおうと思う。今年は誰もが特別の思いを抱いている。「つらい、大変なニュースの多い一年」・・・であったと、残念ながらまだ過去形にしてしまうことができない。けれどいつの世も人間は荒廃から次の時代を創造してきたように、大震災が変えた人々の価値観は、社会のシステムや人の生き方を大きく変えていくだろう。大切なものは失わずに守りたい。

吉祥寺は日々ニュースが駆り立てる不安が嘘のように人々の活力に溢れて見える。実際には人が多いというだけの幻覚かもしれないとも思うこともある。時に騒々しすぎて逃げ出したくなることも多いが、エイトリアムはここからまた次の時代を歩むことになる。あれこれ不満を口にしながらもここからスタートした道、やはり吉祥寺が好きなのだ。さて、来る20周年をどのように祝おうか。